認定こども園設計、幼稚園設計、
保育園設計などの園舎設計
施設名 : なかよし村保育園(保育所)
延床面積: 967.48㎡
所在地 : 長崎県諫早市
構 造 : 木造平屋建て
定 員 : 110名
竣 工 : 2021年10月
施設名 : なかよし村保育園(保育所)
延床面積: 967.48㎡
所在地 : 長崎県諫早市
構 造 : 木造平屋建て
定 員 : 110名
竣 工 : 2021年10月
移転前の保育園は住宅地に建っており、子どもたちがのびのびと自由に遊ぶことができるようにと、既存園舎から500mほど離れた場所にある5,000㎡近い水田を造成し保育園用地とした。
敷地の周辺は、緑豊かな山々が広がり、農業用水として山から流れてくる水はこども達が水遊びを出来るほど綺麗で、夏には蛍が見られる恵まれた環境だ。
以前に比べて3倍も広くなった園庭では、子どもたちが元気に走り回っている。
新園舎は、恵まれた立地を活かし緑豊かな環境に建つ『大きな家』をイメージした。
各保育室からは外の緑が見え、四季の移ろいが感じられるような居心地のよい空間を目指した。
敷地の広さは充分にあるため、園舎は中庭を囲むコの字型の平屋づくりとし、中庭と各保育室を繋ぐように配置したデッキテラスは園舎をぐるりと回遊できるつくりとした。
園舎のメインとなる吹抜けの開放的なホールでは、南側の窓からは四季折々の木々を見ることができ、気持ちの良い南風を感じられるように全面開口できるイスターカーテン(アルミ折れ戸)を採用している。ホール北側はえほんの部屋を併設し、中庭の木々を眺めながら落ち着いた空間で本を読むことが出来る。
また、保育士配置の多い乳児室は、以上児保育室よりも天井高を高くとり、空間にゆとりを持たせることで、保育士にとっても居心地がよい環境になるように工夫している。