城井こども園
あいあう

認定こども園への移行を機に、既存の躯体を残した大規模改修工事を行いました。

築40年が経過した保育園は設備の老朽化が進み、屋上防水の劣化により雨漏りも発生していました。
建物の長寿命化を図るための修繕と合わせて、現在の保育内容に合わせた間取りの変更、動線の見直しを行うことになりました。

今回の工事では、乳児室・ほふく室と厨房の間取りを大きく変更し、職員の方々が使用しやすい保育環境に整えています。ほふく室と厨房の配置を入替え、別々だった乳児室とほふく室を一体的な部屋としました。

また、乳児室と厨房に隣接していた廊下を保育室内に取り込んだことで広々とした死角のない空間となり、安全管理のしやすい保育室となっています。

送迎時の保護者の方にもほっこりして頂けるような空間を目指し、室内はcaféを思わせるナチュラルでシックなデザインに仕上げています。現代的でありながらも温かみを感じる空間となりました。