コンビプラザ弥生町保育園

東京中野区に建つ中野新橋駅から徒歩3分、神田川近くの108名を預かる認可保育所。

敷地面積のおよそ30％を東京メトロの地下鉄が占めるため、外壁を道路より大きくセットバックさせた建物形状となっている。

保育園がテーマに掲げる「もうひとつのおうち」を意識し、外壁と前庭を囲むフェンスは木調ルーバーによりやわらかな印象の外観、天窓を設けた黄色の天井アプローチと三角屋根をシンボルとした玄関ホールにより、ワクワクのはじまりを演出した。

1階から3階まで0・1歳、２・３歳、４・５歳の階構成としており、各階のテーマカラーの壁と温もりのある木を随所に使用した落ち着きのある内観。
2階の廊下から連続する図書コーナーには大きな窓を設けて暗くなりがちな中廊下に明るさをもたらしている。

3階の可動間仕切によって一体利用できる2室の保育室は、南北のバルコニーで挟むことにより内外が連続し、視界と風が通り抜ける広がりのある空間とした。
都心の駅近くに建つ保育園としてこどもたちを包み、家族や保育士を含め快く利用できる環境を備えている。