須恵めぐみ保育園

保育園のある須恵町は、福岡市内にほど近くJRの駅が町内に3駅あり、空港や博多駅にもアクセスしやすい事もあり、近年福岡市のベッドタウンとして開発が進んでいる。

住宅数が急増しており、本園も待機児童解消のため、定員を20名増やしての整備となった。
新園舎は、隣地のグラウンド兼駐車場として使用していた土地に建設することになった。

限られたスペースでの建設となったが、送迎駐車場や職員の駐車場を十分に確保することが設計条件で、園舎の真ん中に吹抜けを設け、2階高窓からの自然光を1階へ届けることで、中廊下の暗さを解消し、2階廊下は天井を高くしたことで解放感がうまれた。

園内では、年中快適に過ごせるように、2階園児トイレにはエアコンを設置し、夏場こどもたちがトイレに行くのをためらわなくなった。

また、冬場の寒さを解消するため、園全体が快適な暖かさになる次世代の土壌蓄熱式床暖房を採用し、人にも環境にも優しい園舎環境となっている。