認定こども園設計、幼稚園設計、
保育園設計などの園舎設計
施設名 : 藪塚本町保育園 (幼保連携型認定こども園)
延床面積: 1,732.00㎡
所在地 : 群馬県太田市
構 造 : 鉄筋コンクリート造2階建て
定 員 : 262名
竣 工 : 2021年2月
施設名 : 藪塚本町保育園 (幼保連携型認定こども園)
延床面積: 1,732.00㎡
所在地 : 群馬県太田市
構 造 : 鉄筋コンクリート造2階建て
定 員 : 262名
竣 工 : 2021年2月
敷地は群馬県第3の都市、太田市の郊外に位置します。
太田市はSUBARUの企業城下町であり、北関東随一の工業都市です。藪塚本町は、近年住宅地の開発がすすみ、若い世代の夫婦が移り住んで、ベッドタウン化がすすんでいます。
前面の道路は、地域の小学校や中学校など公共施設が隣立する幹線道路ですが、敷地の周辺には農地が広がっており、のどかな風景が残っています。
園舎は、定員262人という大所帯のため、鉄筋コンクリート造2階建てとして計画しました。
敷地西側の門をくぐり、建物沿いに歩いていくと、逆円錐型の2本の大きな柱が現れます。
これは大屋根とそれを支える柱2本で構成された半屋外空間ですが、中2階の物見テラスやテラス下の遊具たちと一体となった遊びの空間です。この園舎を象徴する空間です。
大型の園舎を計画するにあたり、保育室以外にも天候関係なく園舎内の随所に遊びのスペースを設けています。
この半屋外空間以外にも、150㎡まで拡張可能な遊戯室、玄関ホール吹抜け上部のネット遊具コーナー、熱帯魚の水槽に隣接した海の絵本コーナー、樹形ゲートの中にある森の絵本コーナーもあります。
また、隣接する保育室間はフレキシブルに開閉可能な間仕切りとするなど園内各所で工夫がなされています。
天候関係なく園舎内外で元気よく遊びまわるこども達の姿が目に浮かんできます。