麦・もんもん病児保育室

平塚市内で移転改築、50名から70名へ定員増の３階建保育園とその近くに同法人の病児保育室に小児科を併設させた２階建てを新築。

保育園は、駅からの利便性が高く、海から近いので、災害時を想定し屋上を避難場所、2、3階に保育室、１階は駐車場・駐輪場、遊具、厨房を配置。万が一には防水板が利用できる様にしました。

外観は閑静な住宅街になじむよう白を基調とし、子供施設らしく明るくポップな色を小窓に配色し、木目ルーバーで落ち着きを兼ねました。保育園と近くに建つ病児保育施設も同じ外観イメージで統一しました。
内観も落ち着きある白を基調とし、ところどころに明るい色、子供らしいデザインを取り入れました。

住宅街という事もあり近隣への配慮の為、音に関しては防音性を高めたサッシや天井材を使用し、視覚についても天窓を設け、サッシにはファイルムを貼りました。

働く親にとって、子供の発熱や体調不良に急な対応が出来るか難しい時もありますが、近くにある病児保育室で安静を取り、容態の変化によっては併設の小児科で診てもらう事は、親にとって安全、安心が出来る施設となったと思います。

地域に愛され地域とともにある保育施設で、これからも子供たちを大切に育てていける環境が整い、法人の目指す子供第一の姿勢が形となりました。