木崎あおぞら保育園

保育園の木造平屋建ての増築棟です。

増築棟には、5歳保育室、園児WC、多目的室、外部倉庫、半分が半屋外のウッドデッキテラスがあります。
外観は4つの屋根が大きな弧を描くように連ね、園庭に広がりを持たせました。

色は、離れをイメージした落ち着いた配色としました。
建物前面の階段は、屋外ステージとしても使用できるよう、あえて幅を広くしました。

ウッドデッキテラスに設けた半屋外の部分は雨の日でも遊べる様、又、プール使用時には木陰の役割を果たす様、設計しました。
5歳保育室には特著的な天井とランダムに配置された窓、大きなホワイトボードがあります。又、5歳保育室、多目的室、園児WCとの間は本棚や水槽を空間が一体となる様、オープン形式で配置し、風通しの良い空間としました。

多目的室は職員休憩室の機能も持ち、足元に配置したランダムな窓から外の植栽を望むことが出来、子供目線のほっこりとする空間となっております。

卒園する子がここで過ごしてよかったと思える独奏的な園舎にしたいとの施主様の意向から、この事業はスタートを切り、何度も打合せを重ねながらつくったこだわりの園舎です。