笠神 認定こども園

公立の保育所として地域に慣れ親しんだ施設が民営化し建替えを機に保育所型認定こども園に生まれ変わった。

建物のデザインは洋風で清潔感があるものとし変形寄棟屋根で可愛らしい印象にまとめた。

平面計画は、遊戯室を取り囲むように保育室を配置する事で廊下が少なく、冷暖房効率と職員動線に無駄の無いプランになっている。囲まれた遊戯室は閉塞感が出ないよう、大きな天窓を設け通風と採光に配慮した。

玄関ドアに電気錠設置、一旦玄関を通過した後に園庭へ行く動線計画など、安全面の対策を施した。

駐車場の出入口近辺に設けた門壁にはオリジナルデザインの園名看板が設置してあり、訪れた人を笑顔で迎える。