浦和つくし幼稚園

園舎の改築と遊戯棟の耐震補強工事を行いました。
素材の持つ色や質を生かすデザインを園の先生と一緒に考えました。 玄関には空まで伸びる壁面緑化と自然着色で彩られた足場板を施し、毎日登園してくるこどもたちを受け入れています。
床には天然素材を原料としたリノニウムを使用し、学年の部屋毎に合わせたカラーを設けています。
また、遊戯室は床だけでなく天井にも曲線や直線をつかいデザイン性を持たせ、部屋を鮮やかに彩っています。


ホームページ
https://urawa-tsukushi.ed.jp/
浦和つくし幼稚園のホームページより抜粋

子どもたちが光り輝く園舎として。
ゆめ・いよく・おもいやりをテーマに「子どもたち一人ひとりの個性を伸ばし、それぞれの夢に向かって育ってほしい」ほしい当園の理念を形にし、個性豊かな人間に育ってもらいたいという願いをこめた園舎です。

◆園舎のこだわり◆
・エントランス（メイン写真）
開口を広くとり園舎まで続く門型のデザインは、本園舎やホールの出入口にも使用され、落ち着いた色彩による重厚なイメージは園の伝統や歴史を感じさせるデザインとなっています。
自然塗料で様々な色で塗られた足場板を取り付け、その人工的な色では表現できない自然な色合いは、幼稚園らしいカラフルな色彩でありながら華美になりすぎない落ち着いた雰囲気があります。

・内装デザイン（左上）
天然素材をふんだんに使い、まるで園舎の中にいながら自然を感じるデザイン。玄関吹き抜けには木漏れ日を模した天窓を取り付け、太陽の光を身近に感じ季節や時間の変化を楽しむことができます。
保育室床面には天然素材を原料とした色鮮やかなリノリウムを配し各年齢に合わせた配色をイメージしています。

・ホール棟１階 （右上）
多目的に活用出来るように広いスペースを有する１階のつくしひろばは、耐震補強のための縦横に入った鉄骨を意匠に取り込んだ様々な形の窓や入口が並ぶ壁面を中心に、ボルダリングができる壁面や家の形に組まれた鉄のフレームなど様々な要素が組み込まれており、子どもたちが自由な発想で遊ぶことができます。