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建設費高騰継続 未だ上昇傾向が続く! 福祉医療機構令和4年度データ

2023.10.18
  • NEWS

独立行政法人 福祉医療機構 経営サポートセンター リサーチグループより2023年6月28日に、2022年度の建設費についてレポートが発表されました。

 


 

工事費単価 2022年度

全国平均単価  1,329,000円/坪 402,000円/㎡

首都圏平均単価 1,507,000円/坪 456,000円/㎡

 


 

福祉医療機構の貸付先データに基づき、

2022年度の福祉施設(ユニット型特別養護老人ホーム及び保育所・認定こども園)ならびに

医療施設(病院及び介護老人保健施設)の建設費の状況を取りまとめた資料です。

保育所および認定こども園の平米単価は402 千円、定員1 人当たり建設費は3,283 千円となり、

いずれも2010年度以降で最高額を記録しています

また、首都圏の平米単価は456千円となりました。

2013年以降の10年間をみると、1.5倍以上の上昇となっています。

 

 

 

 

定員1人当たり延べ面積

全国平均  8.5㎡/人

首都圏平均 8.2㎡/人

定員1人当たり面積は、平米単価が上がり続けているなか、

延床面積を抑制することで建設費全体でバランスを取ろうとするも、

近年は8㎡台で横ばいが続いています。

設置基準を満たしつつ、適正なサービスを提供するためには、

1人当たりの面積を減らすのもこれ以上は難しいことが示唆されています。

 

 

定員1人当たり建設費

全国平均  3,283千円(前年度比 93千円UP)

首都圏平均 3,557千円(前年度比 207千円UP)

 

2021年度に引き続き、2022年度も建設費は高止まりの傾向が続いています。

園舎整備をお考えの方は、厳しく不安な現状ではありますが、

ぜひ時設計までご相談をいただければと思います。

 

 

出展:独立行政法人 福祉医療機構 経営サポートセンター  詳しい資料はこちら

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