認定こども園設計、幼稚園設計、
保育園設計などの園舎設計
「社会福祉連携推進法人」が、令和4年4月スタート予定
その役割について(厚労省出典)
厚労省からの資料が多く出ておりますが、
何を目指すのか?
保育所でのメリットは実際あるのか?
最大の目的は「経営基盤の強化」と思われます。
特に保育所経営は一法人一施設が多く、人口減少地域では経営的に苦しい状況が現実問題となっている地域や、
今後予想される地域も多く考えられます。
前記の表で示されているように、「地域共生社会の実現に向け法人の種別を超えた取組を構想」とあります。
老人施設等を経営する法人と保育所を経営する法人が連携する形と経営基盤強化の必要性が列記されています。
経営難を理由に閉園すること無く、安定的にサービスを提供できる法人の持続可能な経営基盤の強化が必要とされています。
社会福祉連携推進法人の連携スタイルを図にすると次のようになります。
ホールディングス
社会福祉法人の合併、事業譲渡は平成28年の社会福祉法の改正の中に、吸収合併や2以上の法人合併に関する規定が追記されています。
しかし、合併は諸手続きが大変なことから実績は少なく年間10~20件程度と報告されています。
社会福祉法人の合併等を民間会社の合併やホールディングスに例えて説明すると次の図のようになります。
この図を例にとると、保育園を経営する大手株式会社の仲間入りも予想できます。
また、純粋に保育事業に専念できることも考えられます。
詳しい資料はこちらから → 厚生労働省資料