認定こども園設計、幼稚園設計、
保育園設計などの園舎設計
株式会社時設計(東京都中央区 代表取締役:菊地宏行、以下「時設計」)は、このたび『第12回キッズデザイン賞(子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門)』において、以下の4園で受賞致しましたのでお知らせ致します。
尚、弊社の同賞受賞は今回で7年連続となります。
時設計は本受賞に甘んじることなく、これからも「笑顔の時」を設計してまいります。
■キッズデザイン賞について
特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が主催するキッズデザイン賞は、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」、「子どもたちを産み育てやすいデザイン」というキッズデザインの理念を実現し、普及するための顕彰制度。
乳幼児用品や玩具等の子ども向けの製品・サービスに限らず、大人・一般向けに開発されたものだけでなく、子どもや子育てへの配慮がなされた良質な商品や施設、プログラム、調査研究活動等も対象としており、受賞作品には「キッズデザインマーク」の使用が認められる。
【受賞内容】
■受 賞 部 門 子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門
①応募企業・団体名 株式会社時設計/社会福祉法人正光会
受賞作品名 古里っこ ぼうけんの森
場 所 東京都西多摩郡
落ち葉が降り積もり、大人でさえ足を踏み入れることが危険だった保育園の裏山を、こどもたちの遊び場として計画したプロジェクト。遊び方が限定される遊具はあえて置かず、傾斜と豊かな自然を生かし、こどもたちが自ら発見、想像できるよう設計した。
大人になっても忘れられない場所、「古里っこ ぼうけんの森」。
②応募企業・団体名 株式会社時設計/学校法人聖明学園古和釜幼稚園/西武緑化管理株式会社
受賞作品名 古和釜ビオトープ
場 所 千葉県船橋市
園舎の中心に位置する中庭に、命集まるビオトープを計画。「土地本来の自然」にこだわり、植物、生き物はすべて地域の在来種を選定。エントランスホールをくぐると自然と目に飛び込んでくるビオトープの豊かな自然は、本物体験を促し、こどもたちから「なぜ?」「どうして?」を自然と育み、人間としての素地を作る環境が出来上がった。
③応募企業・団体名 株式会社時設計/社会福祉法人明和福祉会
受賞作品名 認定こども園安養保育園
場 所 兵庫県揖保郡
こどもの五感を刺激するしかけを散りばめ、こどもたちが全身で遊び、感じられる園舎。ホワイエには、壁一面に絵本を並べられる書庫を設置した。登園してくるこどもたちをカラフルに出迎えるシンボリックな空間、そこからつながるDEN、ロフト、トンネル、ブリッジがこどもたちを奥へ奥へと導き、好奇心を掻き立てる。テラスからは車両基地を眺めることができ、こどもたちに大人気のスポットとなっている。
マーチングバンドやサッカーの練習さえ可能とした十分な広さがある遊戯室、明るく開放的に設計した廊下などが、働く先生方に精神的余裕を生んでいる。
④応募企業・団体名 株式会社時設計/社会福祉法人諏訪福祉会/ WEDGE+
受賞作品名 SUWAこども園
場 所 鹿児島県薩摩川内市
園舎東にそびえる丸山のシルエットを再現、ドーム型の管理棟を設計した。優しいカーブを描く屋根の下には、親子のための絵本カフェと職員室、会議室を設置。キッチンに併設した吹き抜けの遊戯室兼ランチスペースにはこどもたちが集い、作ってくれた人の顔を見ながら、みんなで食事を取ることができる。園庭には足湯を設置し、地面の下を通る地下水、地熱により暖められた温泉水を体験することができ、憩いの足湯と呼ばれている。
既設の井戸を生かしたじゃぶじゃぶ池と共に、こどもたちの交流を自発的に促すだけでなく、地域住民や保護者の方にも開放し、地域に根付く子育て支援の拠点ができあがった。
今年5月には初の本、「こどもも大人もうれしい園舎」を出版。