認定こども園設計、幼稚園設計、
保育園設計などの園舎設計
園舎設計のプロフェッショナル 時設計「ウッドデザイン賞2018」3件で受賞
笑顔の時を設計し続け35年 初応募にて初の受賞
株式会社時設計(東京都中央区 代表取締役:菊地宏行、以下「時設計」)は、このたび『ウッドデザイン賞2018(ハートフルデザイン部門)』において、以下の3件で受賞致しましたのでお知らせ致します。なお、当社の同賞の応募、受賞は初となります。
時設計は本受賞に甘んじることなく、これからも「笑顔の時」を設計してまいります。
■ウッドデザイン賞とは( https://www.wooddesign.jp/ )
ウッドデザイン賞運営事務局((特)活木活木森ネットワーク、(公社)国土緑化推進機構、(株)ユニバーサルデザイン総合研究所)によって企画・運営されるウッドデザイン賞は、「木」に関するあらゆるモノ・コトを対象に、暮らしを豊かにする、人を健やかにする、社会を豊かにするという3つの消費者視点から、優れた製品・取組等を表彰するものである。これによって、“木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、ひいては国産材の需要が拡大し、適正な森林整備が進むことを目的としている。
■受賞について
受賞部門 ハートフルデザイン部門
~木を使って人の心を豊かにし、身体を健やかにしているもの~
受賞分野 建築空間分野
サブカテゴリ 保育園・幼稚園(上の台保育園・大関保育園)
病院・福祉施設(特別養護老人ホーム 別邸 暁)
木造平屋建ての園舎の外観は赤く、北欧をイメージ。遊戯室の壁一面には大迫力のクライミングウォールをデザイン。また、吹き抜け天井の複雑な木組みはデザインだけではなく、力を分散させる構造上の一部を担っている。職員用の会議室には、落ち着いた色味の木材とあたたかい光で先生方がリラックスできるようにと、理事長先生が選ばれた一点物の木製の照明を配置。
保育室のみならず、職員の先生方も木を感じることのできる園舎。
木の優しさと、ぬくもりにあふれた園舎を目指し設計。遊戯室の木組みの天井はこどもたちの生活に自然となじみ、それ見上げて行う午睡の時間は、安堵のリズムを生んでいる。
土間のある玄関は、保育者とこどもたちの導線を考え設置した工夫のうちの一つである。
当園が位置するのは、冬が長い北陸。そのため、積雪時にも遊べるよう遊び場を設計。また、北向きでも明るい保育室は、太陽光が効果的に入り込む位置に窓を設置。
木の温かみを常に感じることができ、こどもたちに寄り添う園舎。
木造平屋建ての特別養護施設。住み慣れた我が家を離れ、新しい場所で生活を始める入居者のため、快適な生活と共に、誰もが親しみを感じる木の温かさを空間に活かし、安らげる家とするべく設計した。また、地域の方との結びつきをもたらす交流ホールも兼ね備え、木を感じる空間で人と人の繋がりを持たせている。
自宅に近い環境の介護施設を目指し、小人数ごとのユニットのグループに分けられおり、施設内にある5つの庭のうち、いずれかを共有リビングと利用者の部屋から眺めることができ、四季の移り変わりを常に感じることができる。
今年5月には初の本、「こどもも大人もうれしい園舎」を出版。