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ノンコンタクトタイムと補助事業について

2023.12.25
  • SYSTEM

『ノンコンタクトタイム』

保育現場において通常の8時間の勤務時間内に発⽣する休憩時間とは別に、

物理的に⼦どもたちと離れ、各種業務を⾏うことができる場所、時間を確保すること。

ノンコンタクトタイムの確保は、保育のチーム力や保育の質の向上、保育士が仕事のやりがいを実感するのに効果的である。

 

こども家庭庁は令和6年度概算予算を

《保育の受け皿整備》として、374億円+事項要求(前年度341億円)、

《保育人材確保のための総合的な対策》として、353億円(前年度307億円)要求しています。

次にノンコンタクトタイムの確保につながる補助事業を紹介します。

 

《保育の受け皿整備》

「新子育て安心プラン」に基づき、保育所等の整備などを推進する事業。

ノンコンタクトタイムを確保し、保育⼠同⼠で保育の振り返り等を実施するための

スペース等の設置に必要となる改修費⽤等についても補助対象となっています。

 

《保育人材確保のための総合的な対策》

保育を支える保育人材の確保のため、保育の現場・職業の魅力向上を通じた、

新規の資格取得、就業継続、離職者の再就職の支援に総合的に取り組むための支援に対しての補助金。

 

「保育補助者雇上強化事業」「保育体制強化事業」

保育所等における保育士の業務負担を軽減し、保育士の離職防止を図ること目的して、保育士の補助を行う者の雇上げに必要な費用を補助する。

保育に係るスポット的な周辺業務を行うもの(保育支援者)の配置の支援を行い、保育士の業務負担の軽減を図る。

 

保育所等におけるICT化推進等事業

保育の周辺業務や補助業務に係るICT等を活用した業務システムの導入を支援し、保育士資格の登録申請手続等について、

自治体の保有する各種情報との連携を可能とするために必要なシステム改修費等を支援する。

令和6年度概算要求においては、園へ支払う費用の徴収について、保育士の業務負担軽減の観点から、キャッシュレス決済を導入する場合の費用について、新たに補助対象とする。

 

働く先生方が笑顔で保育できる環境を作っていくために、これらの補助金を上手く活用してみてはいかがでしょうか。

 

出展:こども家庭庁「令和6年度 保育関係予算概算要求の概要」

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