内装・空間について


一日で一番長く過ごす場所 だからこそ、ひとつひとつを大切に想いを込めて

園そのものを構成する園舎、その中はこども達にとって遊びの場であり、学びの場であり、成長の場となります。

ですから、園内の内装・空間の中には、どんな小さなものでもその配置や広さ、高さ、向きなど・・・全てに意味を持って私たちは設計・施工を行っています。

保育室

園舎で一番の主役で、一日で一番長く過ごす部屋です。
皆で遊び、絵本を読み、お昼を食べて、勉強もします。
保育園ではお昼寝もします。集団生活をおくる保育室の設計はその園の保育方針や生活リズムから作り方が変わってきます。

机の配置やホワイトボード(黒板)の設置、コーナー保育の有り無し、食事の方法等園によっていろいろな保育室が出来上がります。

保育園の低年齢児の保育室もいろいろな形態があります。
先生とのヒアリングの中から現状の問題点の整理と保育室のあり方を完成にむけ、話し合いを続けながら進めてまいります。

出入り口、先生や机の位置、ロッカーの配置や収納の方法等、私たちが蓄積したいろいろな配置計画や工夫をご提案しながら設計を完成いたします。

職員・事務室

外来者の管理や保護者との接点の場所でもあり、事務作業をする
多機能な部屋です。
園の全体の管理を目と機械で全てができる機能的な配置と
スペースが必要です。

事務室、応接室、職員室、会議室、相談室など必要な諸室を機能的に配置したプランの提案と、最新最善の設備の提案を考えます。

子育て相談や地域交流スペースの確保など園のサービスアピールができる場所でもあります。

耐震・防犯対策

「安心・安全」な園舎づくりが時設計のメインテーマです。
耐震性能を通常よりも向上させた設計を、過去もそしてこれからも
してまいります。

耐震に限らず園児の安全を最大のテーマとして、園舎の随所に工夫と経験を生かして設計しております。
「地震・雷・火事・おやじ」と言いますが、おやじのしつけは先生にお願いし、地震・雷・火事に加え、台風・津波等の天災に強い園舎づくりを考えております。

防犯は職員室の配置に始まり、外部出入り口の位置やフェンスの高さ、照明、防犯カメラや電気鍵など機械的な防犯対策も含め、総合的に防犯対策のしっかりした園舎にいたします。

省エネ・環境対策

自然エネルギーを利用できるものは積極的に提案し採用する設計を心がけております。
断熱の良い外壁、ペアガラス、太陽光・風力発電、屋上緑化、LED照明など省エネを考慮した園舎の設計を提案しております。

また、雨水・地下水利用やコンポストなど地球環境を考えた施設とし、園児の教育にも役にたつ園舎づくりを行っております。

階層建ての安全性

2階以上に保育室を設ける場合、3歳以上の保育室を設ける場合が多く、
幼児1人でも上れる段の高さを15cm前後で設計します。
通常1戸建て住宅の階段の高さは約20cm程度が多くそれに比べると
かなり低い寸法になっています。
手摺は大人用と幼児用の2段で手摺を設けています。
階段の設計で注意が必要なのは踊り場や、吹き抜け部からの転落防止です。
手摺の高さは1m20cm以上は必ず確保することと、手摺や他の足がかりに登ることができないよう設計することです。
床の滑り防止のため、階段先端のノンスリップの取り付けや、
滑りづらい床材の選択をします。
階段は一見するととても危険な場所のように思われますが、設計次第で
こども達にとっては変化のあるとても楽しい場所となります。
のぞき窓や飾り棚等、こども同士のコミュニケーションを創造できる場所です。

照明・冷暖房

保育室や廊下、トイレ、遊戯室など園舎全てが照明やエアコンに頼らず、窓から差し込む光や自然の風ですごせる園舎を目指し設計します。

照明は必要となりますが、窓に近い部分と部屋の奥とで照明のスイッチを分け、消費電力・ランニングコストを少しでも抑えられるよう設計しています。
近年ではLED照明の使用も増加しています。エアコンも経営者の考えで取り付けの無い園もありますが、地域の環境が良いところに限られるでしょう。

極力エアコンの使用をせずに窓から取り込む自然風と扇風機等で快適な環境となるよう設計します。風通しは特に網戸が問題となり、こども達が触ってどうしてもすぐ破けてしまいます。
そこで、最近では破けにくいオリジナルの網戸を考案し設置しています。
ご予算にもよりますが、暖房は温風が直接触れぬよう低年齢児の保育室には床暖房を採用しています。

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