照明の効果
夏休みも始まり、熊本も梅雨明け。
いよいよ夏本番ですね!
さて今回は、建物の雰囲気を構成するものの1つであります
“照明”について書きたいと思います。
園舎設計では、照度確保やコストの面で、一般的な蛍光灯をつけることが多くあります。
しかし、園児達の活動の違いによって、照明の種類も変える必要があると考えています。
例えば、園児が利用する手洗場スペース。
天井付けの照明ではなく、ペンダントライトを用いることで、
こども達の手元をより明るく照らすよう計画しています。
又、白熱灯のオレンジ色の光は、副交換神経を刺激することで心を休める効果がある為、
落ち着きをもって手を洗ったり、歯を磨いたりできるスペースとなっています。
建物の雰囲気は、こういった照明の効果だけでなく、
内部空間のカラーコーディネートや、仕上げ面の素材の違いによっても変化します。
今後も、園さんが求められる様々な園舎イメージを形にできる様に
努めていきたいと思っております。