今寺保育園

都心から西へ、中央線と青梅線を乗り継いで訪れる青梅市は、多摩川上流の清流と豊かな緑に囲まれた中規模郊外都市です。

計画地は平安時代に遡ると伝えられる古刹報恩寺を中心とした古くからの集落にあり、近年は新しい住宅地や商業施設も増え新たな子育て世代の定住が進んでいます。報恩寺住職が理事長をつとめる社会福祉法人今寺保育園は、寺院にほど近い緑豊かな住宅地にあり、地域の子育ての拠点として長い歴史を刻んできました。

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施 設 名今寺保育園
延床面積1,218.05㎡
所 在 地東京都青梅市
今寺1-531-2
構  造鉄筋コンクリート造
定  員120名
竣  工2014年2月
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保育×庭育

園舎の老朽化に伴い、近郊の新たな土地で園舎建て替え及び園庭等の環境整備を行うプロジェクトです。
新園舎建設には補助事業「平成25年度安心こども基金」が導入されています。定員は待機児童解消のため10名増の120名とし、保育園機能の他に子育て支援室などの機能を併設しています。園舎は全て南面させ低年齢の保育室と子育て支援機能を1階に、年長の保育室とホールを2階に配置しています。また園庭保育(今寺保育園はこれを庭育(にわいく)と表現)を充実するため、遊びの仕掛けを満載した「遊びと冒険の庭」を整備し、園舎と園庭が融合したこども達のための総合環境を創出しています。


園舎は、光と風、豊かな園庭の眺望を保育室に 採り入れるため、南側に開かれた断面形状としています。
2階に並ぶ3つの保育室とホールそれぞれに楕円錐型のアーチ屋根を架けています。室内に円錐屋根が表出し特徴的な空間が生まれ、半円型のガラス欄間からは柔らかな陽光が室内に導かれます。南に向いた連続アーチのデザインは、背筋をピンと伸ばし太陽に顔を向けて咲き並ぶ「ひまわり」をイメージしたものです。その足元には起伏に富んだ緑の環境「遊びと冒険の庭」が広がります。緑の中を駆けめぐる子ども達の笑顔を、ひまわりのような園舎がいつも見守っています。
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